シミュレーション・ウォー・ゲームの個人史: ニューレーダー作戦ゲームからアバロンヒル経由で大戦略まで
「なぜこの本を書いたんだい?」
「バグを取りながらふとこういう本を書けると思い付いたのでね」
「どこがポイントなんだ?」
「実はボードSLGに異様に興味があったにも関わらずまともに買ったパッケージは数個。まともなプレイ回数は2回程度だと気付いてね。それが売りになるかもしれないと思った」
「ぜんぜん素人じゃないか」
「大戦略系はいっぱいやったよ。一人でもできるから」
「大戦略ってSLGなの?」
「さあ。良く分からないって書いたよ」
「ぎゃふん」
「でも、現代大戦略が出た時に買って遊んだことは事実なので、体験談は書けたぞ」
「歴史じゃなくて体験談なんだね」
「そうそう。体験談の本」
「目玉は何?」
「アドテクノスの第7機甲師団のパッケージ写真かねえ」
「そんな写真、どうやって調達したの?」
「自分で撮った。第7機甲師団はまだ持ってるから」
「ひぇ~」
「でも、エスコートフリートはない。あの時買っておけば良かったと思うよ。目の前にあったんだ。そういう怨みを一杯書いたぞ」
「ひぇ~」